インビザライン矯正治療後の流れ

治療後の歯を安定させるために

矯正治療では、装置を使って歯の位置を少しずつ正しい位置に移動させていきます。期間をかけて歯がきれいに並んだらそれまで付けていた装置を外しますが、そうすると歯は元の場所に戻ろうとします。これを「後戻り」といい、矯正治療後にはこれを防がなくてはなりません。

治療後の歯を安定させるために

そこでインビザライン矯正による治療が終わったら、歯の位置を安定させるために保定期間に入ります。こちらでは加古川駅近くの歯医者「加古川駅前矯正歯科」における、インビザライン矯正治療後の流れなどをご紹介します。

インビザライン矯正治療後の流れ

インビザライン矯正治療が終了して歯の位置が正しくなったら、保定装置「リテーナー」を装着して歯の位置を安定させます。これを保定期間といいます。保定期間の流れは次の通りです。

Step 1:インビザライン矯正治療終了/保定期間スタート
インビザライン矯正治療が終了しました。歯の位置は正しく整いましたが、歯のまわりや歯根膜などにはまだねじれが残っており、放置すると歯が元の位置に戻ろうとします。そこで歯の位置を安定させるために、今度は保定期間に入ります。
Step 2:保定装置「リテーナー」の装着
一人ひとりのお口の状態に合った、取り外せる保定装置「リテーナー」を製作し、装着します。リテーナーは24時間装着することが理想ですが、食事やブラッシングの際には外してください。
Step 3:保定期間

毎日リテーナーを装着します。リテーナーも毎日きれいに洗浄しましょう。

リテーナーはスタートして1年程度は毎日装着します。徐々に夜間のみの装着に移行していきます。

Step 4:終了
歯が安定したのを確認して保定期間の終了となります。保定期間は一人ひとりの歯の安定度合いによって異なりますが、一般的には2年程度です。この後も何か気になることがあれば、すぐにご相談ください。

後戻りさせないための保定装置(リテーナー)

矯正治療によって移動させた歯の後戻りを防ぐために、矯正装置を取り外した後に装着するのが、保定装置「リテーナー」です。リテーナーは精密にできており壊れやすいため、お口から外すときには必ず専用のケースに入れて保管する習慣をつけましょう。

リテーナーのお手入れについて

常にお口の中にあるリテーナーはインビザライン矯正の装置「アライナー」と同じく、常に清潔に維持することが大切です。リテーナーのお手入れは歯科医師の指示に従い取り扱いに注意して行いましょう。

専用の洗浄剤を使用する

リテーナーは、専用の洗浄剤を使用して洗いましょう。

強くみがきすぎない

ゴシゴシと強くみがきすぎると、破損につながる恐れがあります。やさしく丁寧にみがきましょう。

洗浄剤はよく洗い流す

洗浄剤に浸ける時間は指定通り守り、使用後には洗浄剤が残らないようすみずみまで洗い流しましょう。このとき、熱湯を使用するのはやめましょう。変形や破損の原因になります。